目上の方や年配者へも失礼の無い贈り物のマナー
結婚や出産の様なお祝い事だけでなく法事や香典返しといった場面でも、日本は物を贈るシーンが日常的に多い国です。
ですから、親しい仲間内だけでなく目上の方や年配者へ贈るケースも度々ありますが、失礼の無い様にスマートにこなしましょう。
贈り物にもマナーがあり、万年筆や時計は地位の高い人に差し上げるのは不向きですし、目上の人にお礼の品として現金や商品券は相応しくありません。靴下や履物も相手を踏みつけるという意味合いがあるのでタブーです。
他にも、刃物は縁を切る、クシは「苦」を連想するので縁起が悪いとされています。贈る相手にもよりますが気にする人も多く、特に年配の方への贈り物ならば避けた方が無難でしょう。
また、正式なギフトにはのしを使用します。
シチュエーションによって表書きが違ううえ、使用する水引も異なるので注意が必要です。のしは最高級のラッピングですから、のしにリボンを付けるのはマナー違反になりますので気を付けましょう。
さらに上のマナーを目指すなら、お祝いを宅配便などで送る時は、葉書や手紙など郵便で、品を贈った旨を知らせると完璧です。
その際、「使い勝手の良いカタログギフトを見つけたので」「グルメな○○さんに喜んでいただけると思って」など、送付した理由を添えましょう。
内祝いの場合は、改めていただいたお礼を述べる事を忘れてはいけません。
近頃は、年齢を問わず誰でも携帯電話を持ち、気軽にメールで気持ちを伝えられる時代になりましたが、儀礼的な付き合いの場面では、あえて手紙や葉書の様なツールを活用し、マナー美人を目指しましょう。
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