入学祝いのお返しはどうすればよいでしょうか
入学祝いは、ごく身内のできごとなので、基本的にお返しは不要です。そのため、贈り主は相手が気が引けるような高額な贈りものはしないのが一般的で、金額的にも5千円から1万円程度が祝儀の相場です。
しかし、いくらお返しをしなくて良いとはいっても、お礼はきっちり伝えましょう。
子供がお祝いを受け取る場にいなかった場合は、まず親がお礼を言い、次の機会に子供が入学祝いの贈り主に会った時に、お祝いのお礼を言わせましょう。お祝いの贈り主も、きちんとお礼を言う子供の成長を喜んでくれるはずです。
高校生や大学生なら、お祝いをもらったあとで、贈り主にお礼状を書いてはどうでしょう。肉筆の手紙は、一番フォーマルなお礼の仕方です。子供の時から、相手の好意にきちんと返礼をするというマナーを知っておけば、将来実社会に出た時に、礼儀作法に自信を持って振る舞うことができる大人になるでしょう。
どうしてもお祝いをもらいっぱなしでいるのが気が引けるという人は、入学式からあまり日数が経たないうちにお返しをすると良いでしょう。贈り主に子供がおらず、今後こちらから相手に入学祝いを贈ることがないような場合や、会社の上司など、目上の方からお祝いを頂いた場合は、お返しを用意した方が良いでしょう。
お返しの品には、「内祝」と表書きします。気持ちとして贈るので、金額に特にこだわる必要はありませんが、お菓子の銘品や日常使いできるインテリア用品などが好んで選ばれます。
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