お中元の由来や贈る意味は、どういう意味があるのでしょうか?

そろそろ夏が近づいてくる6月頃になると、お中元のコマーシャルをよく見かけるようになります。社会人になったから、結婚をしたからという理由で、なんとなくお中元を贈るようになったという方もいるのではないでしょうか。「しきたり」のようになっているお中元ですが、きちんとした由来があります。

お中元というのは、中国の3大宗教の中のひとつ、道教の「三元」というお祭りの行事が元となっているといわれています。「三元」というのは、上元、中元、下元に分かれていて、それぞれにお祭りの趣旨と季節があります。上元は、福を与えてくれる賜福大帝を新暦の2月から3月にお祭りします。

中元は、罪を赦すと言われている赦罪大帝を、新暦の8月から9月にお祭りします。下元は、厄払いの意味で解厄大帝を新暦の11月から12月にお祭りするのですが、この中の中元のお祭りが日本の仏教のお祭りごとである盂蘭盆会と融合したそうです。

これが、時代とともに変化をしながら、現在のお中元になっていったのです。
盂蘭盆会は、もともとご先祖様の霊を供養する行事でしたが、中元と融合したあとは供養しながらお供え物を備えるようになりました。

ご先祖様に感謝をしてお供え物をするというのが、やがて、お世話になった人へ御礼の気持ちを込めて品物を贈るという習慣になって、現在にいたります。つまり、お中元を贈るということには、ご先祖様を敬うぐらいの感謝の気持ちを品物に代えて贈るという意味が込められているのです。

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