放送記念日とは、ラジオ放送の仮放送が始まった日です

1923(大正12)年の関東大震災において、多くの根も葉もない噂が飛び交い、その噂による幾つかの事件も発生しました。
その反省から、国民に正しい情報を伝えるメディアの必要性が望まれました。

翌1924年には東京放送局が、1925年には名古屋放送局と大阪放送局が設立され、東京放送局は、当初、ラジオ放送の開始を3月1日としていましたが、逓信省の許可が得られなかったことなどから、3月1日の放送は試験放送として流し、3月22日からの仮放送にこぎつけることができ、本放送の開始は7月12日になりました。

また、大阪放送局は6月1日に、7月には名古屋放送局もスタートしています。
当時は、ラジオを買うにも役所の許可が必要で、東京放送局の放送開始時点のラジオの受信契約者は5455人に過ぎませんでした。
ラジオの周りには、毎日多くの人が群がったそうです。

そして、その年のうちに聴取者は東京で13万人、大阪で5万人、名古屋で1万5千人に増えています。
この年に放送を開始した3つの放送局は、翌年8月20日に合併して、日本放送協会となります。

それが、今日のNHKです。
その日本放送協会が、仮放送を開始した3月22日を記念して、1943年に制定したのが放送記念日です。

また、1953年にテレビ放送開始を記念したテレビ放送記念日(2月1日)、1935年に海外向短波ラジオ放送開始を記念した国際放送記念日(6月1日)、1925年のラジオ放送の本放送開始を記念したラジオ本放送の日(7月12日)などもあります。

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カテゴリー:記念日のギフト

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