7月4日はアメリカ合衆国の独立記念日です
1776年7月4日、グレートブリテン王国(イギリス)によって統治されていた現在のアメリカ北部の13の植民地が、独立したことを宣言する文書を各植民地代表による大陸会議によって採択しました。
そのことを記念して、7月4日をアメリカ合衆国の独立記念日(インディペンデンス・デイ)としています。
独立記念日には各地で花火が打ち上げられ、パレードなどのイベントが開かれます。
ヨーロッパの七年戦争に先だって植民地であった北米において、オハイオ川流域のインディアンの領土を巡って、イギリスとフランスの争奪戦(フレンチ・インディアン戦争)が1755年に起きました。
イギリス、フランスとも先住民であるインディアンとそれぞれ同盟を結びましたが、本国からの応援部隊が到着したイギリス側の勝利となり、フランスは北米大陸からの撤退を余儀なくされました。
また、ヨーロッパにおける七年戦争においても、プロイセンを支援するイギリスがオーストリア、ロシア、フランスなどの同盟国側に対して、有利に講話を結ぶことに成功します。
しかし、イギリスは多額の負債に抱えることとなり、植民地への課税と支配を強化することになりました。
このイギリスによる植民地への圧迫策は、次第に北米のイギリスに対する反発を生むこととなり、1775年にはレキシントン・コンコードの戦いが起き、イギリス軍の敗退という結果を招きます。
そして独立への気運が高まった北米では、ついに1976年7月4日、基本的人権と革命権に関する前文のもと独立宣言が採択され、アメリカ合衆国が誕生したのでした。
この記事を読んだ方は下記の記事も読まれています
- アメリカ独立記念日とはアメリカ合衆国が独立した日のことです
- 「独立記念日」とは、他の国の支配から独立したことを祝う記念日で、特に有名なものはアメリカの7月4日です
- ヘタリアキャラの誕生日は、基本的にはその国の建国記念日ということになっています。
- 日本では建国記念の日を2月11日に設けていますが、世界にも建国記念日があります
- 横浜と長崎は、旧暦の6月2日を、函舘は新暦の7月1日を開港記念日としています
- フランス革命記念日には、パリ祭として7月14日を国民の休日としています
- 欧米にはバレンタインデーに男性から女性に花を贈るフラワーバレンタインという習慣があります
カテゴリー:記念日のギフト