雌カニの内子とは卵になる前のもので、グルメと呼ばれる人が好む食材です。
雄のカニと比べると小ぶりで食べにくいような印象をうけるのが雌カニですが、この雌こそ、食通が好むと言われています。
その理由として、外子とも呼ばれる卵の存在も挙げられますが、それよりも何よりも、内子と呼ばれる存在の魅力が大きいのです。
内子とは、卵になる前のもので、言えなれば未成熟な卵です。
カニの甲羅の内側で作られ、それが成熟して外に出ると、お腹に卵を抱えた状態になります。
内子はトロトロとしていて塊りになっていないため、外子と比べてみると全く違った食感です。
卵らしいプチプチとした食感の外子に比べ、生のままの状態だとトロリとしていますが、殻ごとボイルするとなんとも言えないホロホロとしたような食感となります。
ちょうど、鶏の卵黄をイメージすると分かりやすいかもしれません。
卵黄も生だとトロリとしていますが、ゆで卵にするとホロホロとした感じに固まりますので、それと同じようなイメージです。
この卵になる前のものは勿論、雌にしかなく、グルメと呼ばれる人が好む食材です。
ただし、一般的に雌ガニは漁ができる期間が短く、そう多くは流通しないこともあり、手に入れるのが困難かもしれません。
その中では、比較的ズワイガニの雌は入手しやすいので、手間がかかっても美味しいものを食べたいという方はぜひ挑戦してみてください。
また、瓶詰めに加工されているものもあるので、手間はかけたくないけれど食べてみたいという方にはそういった加工品をお勧めします。
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