銀座に出店した百貨店の歴史

日本では、元呉服商から時代と共に百貨店に姿を変えていったところが多くあります。
何と言っても、その歴史上のキーポイントとなるのが現在の三越で、1673年、延宝元年に伊勢松坂の商人三井高利が江戸日本橋に開いた越後屋呉服店が三越の始まりです。

1872年に合名会社に改組して三井呉服店となり、1904年に株式会社三越呉服店が設立され、アメリカにならったデパートメントストアへの変革を宣言し、これが、日本における百貨店の誕生と言われています。

一方、日本有数の繁華街で東京屈指の高級商店街として憧れの地である銀座は、江戸幕府が銀貨幣の鋳造所をこの地に置いたことにその名が由来し、明治になって町名として一般にも定着しました。

4丁目の交差点付近は、商業地として国内一地価の高い場所としても知られ、そこに三越の銀座店が地上12階、地下3階、その下に駐車場を備えて建っています。
1930年に開店しましたが、松坂屋はその前身であるいとう呉服店という名称で1924年に進出し、その翌年には全店で現在の松坂屋に店舗名が変わりました。

当時は、全館土足で入場が可能な百貨店として話題になりました。
次いで松屋が本店を開業し、この頃から一部の裕福な層だけでなく大衆化が図られるようになり、大食堂などに人気が集まり賑わいを見せます。

しかし、この地初の百貨店として親しまれた松坂屋は、2013年、再開発に伴い88年の歴史に幕を下ろしました。銀座はこの3つの店舗を中心に繁栄してきましたが、ファッション関連のショッピングビルや新ブランドの大型店、海外ブランド店なども続々進出し、街の様相にも変化が見られます。

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カテゴリー:百貨店

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