百貨店の営業時間と消費税引き上げ

2014年4月1日から消費税率が5%から8%に上がった背景を受け、大手百貨店では、消費増税の前に商品をあらかじめ購入しておこうという消費者の心理が働き、その様な突発的な需要を取り込む為に、店舗の営業時間を延長する動きが広がりました。

例えば、東京・上野の松坂屋では、3月1日から、5階以上にある宝飾品や紳士服等の売り場の営業時間を30分延長し、午後8時までに延ばしました。
これは、消費増税を前に、会社帰りの人等の駆け込み需要を少しでも取り込む狙いがあるためです。

また、特別の売り場で毛皮をあしらった衣料品や羽毛布団等、高価な商品を値引きするセールを行ない、これは「増税前のリビングいいものフェスタパート1」と銘打ったキャンペーンで、シモンズのベッドや、テンピュールの寝具等の高級家具や寝具を取り揃えています。

松坂屋では、駆け込み需要だけでなく4月以降も新商品の展開を強化して、販売の落ち込みを防ぐ方針です。
百貨店業界では高島屋や東急百貨店等も、一部の店舗の営業している時間を30分や1時間延長する処置が取られました。

高島屋では、増税前に保存がきく食品をまとめ買いする動きがあるので食品のセールを開催し、東急では、「まとめ買い」がお得のコーナーがあり、やはり日常生活に欠かせない靴下やタオル、食品等のまとめ買いの売り出しを3月20日より各店で実施されました。

このようにデパート業界では、増税前の駆け込み需要を見込んだ営業時間の延長や、セールやキャンペーンが繰り広げられ、各デパートが販売競争している時期に、今のうちにとお得に買い物をする利用客で賑わいました。

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カテゴリー:百貨店

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