今も昔も顧客との契りを大切にするそごう

そごうは、1830年創業の老舗百貨店です。
1830年と言えば江戸時代の天保年間になり、もともとは古着屋として商売を始めたのが始まりで、当時は着物の材料となる布は全て手織りで生産量が少なく、古着といえども貴重なものでした。

明治10年に大阪心斎橋に店舗を移転し、十合(そごう)呉服店と名付け、のちの心斎橋本店の下地となります。
その後、神戸と東京の有楽町にも進出し、千葉や横浜をはじめ各地に地域会社を設立し、事業展開をしてきました。

特にテレビCMで流れる「有楽町で逢いましょう」は、一躍その名を全国に知らしめることとなりファンを増やします。
国内の景気低迷の影響で、現在は西武百貨店と経営統合し、9店舗が営業を続けています。

イメージフラワーはダリアで、包装紙や紙袋に印刷された明るい花のイメージが評判で、特にそのロゴマークに使っている創業者の家紋である「ちきり」の模様は「契り」を連想させます。「顧客との結びつきを末永く」との思いも込められ作られたということに、商売の原点を見るような気がします。

また、有楽町店は読売ジャイアンツの応援セールを行い顧客サービスを繰り広げていましたが、これは東京進出に際して物件の確保が困難な状況の時に、読売グループが建物を快く提供してくれたことに対する感謝や恩返しの意味がありました。

しかし、惜しまれつつ閉店し、現在は応援セールの権利は三越に引き継がれています。
とは言え、普及したインターネットを使用したショッピングサイトを設け、季節ごとの商品やお買い得情報などを発信し、そごうは今も顧客との契りを大切にする百貨店です。

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カテゴリー:百貨店

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