日本百貨店協会は、百貨店業の健全な発達を図り、消費者の利益に寄与することを目的とする百貨店の業界団体です
日本百貨店協会は、百貨店業の健全な発達を図り、その健全な発達を通して消費者の利益に寄与することを目的とする百貨店の業界団体です。
1948年3月16日に設立された歴史ある業界団体であり、英称はJapan Department Store Association(略称JDSA)となっています。
日本百貨店協会には、百貨店が全盛期であった1900年代後半に数多くのデパートが加盟していたもものの、最近では百貨店には分類されない大型スーパーとの競争に敗れ、百貨店の閉店が相次いでいることから、加盟店は年々減少傾向にあり、2010年時点ではわずか250余りとなっています。
加盟は百貨店を経営している企業毎ではなく、実店舗毎の加盟である事からも、加盟店数の少なさが顕著である事が伺えます。
協会への加盟基準は、加盟を希望する店舗の売り場面積が1万5千平方メートル以上である事です。
一旦基準を満たして加盟しても、その後の改装や売り場面積の圧縮等によって基準未達となった場合には会員資格は失われることになります。
またそれ以外でも、経営破綻をしたりして、他の加盟店の信用を失うような事態を引き起こした場合には、会員資格が剥奪される場合もあります。
協会に加盟するメリットは、消費者に信用がある協会が発行する全国百貨店共通商品券の使用が許されるという点にあります。
これは共通商品券が使えるという理由だけで来店し、買い物をする消費者が多いため、売り上げ増加が期待できるためです。
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